弟:ボンジュール弟です。パリの思い出 路地編です
前回は兄にちゃかされましたが、今回は頑張っていきます。


弟:パリにはいい感じの路地がぎょうさんあって、
なんか不思議なもんが出てきそうな気配を感じてよかったです。
兄:不思議なもん?妖怪とか座敷わらしとか?
弟:そう座敷わらしみたいなね。路地に人が全然いないねん。
人がいないけど、人の気配がめっちゃしてそれが不思議やってん。
兄:ゴーストタウン的な?
弟:そうそう、建物がみんな古いし、歴史あるからなんか気配を感じるんかな。
『銀河鉄道の夜』のアニメーションで、
ジョバンニがカンパネルラと降りた駅がそんな感じやってん。
自分らの住んでる駅に降りたけど誰もいいひんみたいな。
怖い感じはあるけど、すごい素敵でよかった。パリは素敵の似合う街やねん。
兄:素敵ってどういう意味やっけ
弟:辞書で調べてみるわ。・・・・(調べ中)・・・「心が惹かれる」、
その通りやね。五日間しかおらへんかったけど
行く場所行く場所ずっと心惹かれっぱなしやったもんね。
そういう気持ちを兄さんと共感したいねんけど。
兄:したいねんけど、魅力が伝わって来ぃひんねん。
弟:もうええわ。友達に話すわ
兄:友晴さん友達いいひんけどね。
次回につづく